妹との距離と、私の自由。ー中高生時代の記憶ー

私のこと(やぴの本音・体験談)

妹との関係が大きく変わったのは、中学生になってから。
あんなに毎日顔を合わせて、言い争いをしていたのに気づけば妹と過ごす時間はほとんどなくなっていた。

【中学時代】 ”物理的な距離”が全てを変えた

私は中学に入学すると、すぐに部活動に入部した。

テスト期間以外のほぼ毎日、朝7時に家を出発。
授業後の部活が終わるのは19時頃で、夏場は20時過ぎに帰宅することも。

帰宅してから週3日は塾に行って、塾からの帰宅は22時。

もう家での生活は「寝に帰るだけ」みたいな状態をテスト期間、部活引退までほぼ毎日繰り返していた。(今の生活よりも断然ハードすぎる…。昔の自分を全力で褒めたい。)

妹と顔を合わせる時間は、塾がある日はほぼゼロに近かった。

その分ケンカすることも、イライラすることも激減した。
その代わり多忙な部活の疲労とストレスがヤバかった。

そのため中学時代の妹との思い出はほとんど残っていない。
正直妹が眼中にないほど「毎日を生きることで精一杯」状態だった。

「中学時代の思い出は?」と質問されると、間違いなく「部活」以外が出てこない。

※今思うとかなりブラック部活だったので…いつかそれも記事にまとめたい(笑)

【高校時代】 やっと手に入れた”自由”。でもまた、すれ違う

中学時代、部活にがんじがらめにされていた私は、
部活を引退した後「高校では絶対帰宅部にする…!」と心に誓っていた。

入学してから他校で同じ部活をしていた子や、先輩(部活の先輩も同じ高校にいた)から
熱烈な勧誘を受けながらも帰宅部の意思を突き通した!

自由な時間を手に入れた私は、やっと自分を取り戻した気がして、毎日が楽しくて仕方なかった。

放課後に友達と寄り道したり、家でゆっくりゴロゴロしたり…
高校生活は、今思い返しても「人生で一番楽しい時間」だったと思う。

ただ、妹との関係は中学時代と変わらなかった。

というのも、今度は妹が中学に入学して部活を始めたから。
時間の流れがちょうど入れ替わっただけで、またすれ違いの日々だった。

そのため、高校時代も妹との思い出は特にない。

【高校時代】 母との関係にモヤモヤ

妹との関係は落ち着いたけど、代わりにしんどくなったのが”母との関係”。

母は高校生になってからやたらと厳しくなった。

早い門限時間。ちょっとでも過ぎれば、すごく怒られる。
成績が落ちても怒られる。
スマホの触りすぎで怒られる。

自由になったはずの高校生活で、家に帰るとピリピリした空気が待っていた。
そのため、寄り道をしたり帰宅しても部屋に篭ることが多かった。

でも、妹にはそんな風に怒っている姿を見たことがなかった。
「なんで私だけ…?」って、ちょっと理不尽に感じたのを今でも覚えている。

今思えば、妹に感じていたストレスが減った分、”お姉ちゃんとしての生きづらさ”が別の形で浮き彫りになっていった時期だったのかもしれない。

ちなみに高校時代もよく怒られていたため、高校生になってもおばあちゃん家に避難を繰り返していた(笑)

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